■わたし達は、わたし達のままで変われました

「疾風くんって肌白いよねー」
「そうですか?」
「そうだよー」
「黒くしたいんですけどね、肌。日焼けしても赤くなるだけですし」
「駄目だよー、白いままの方がいいって」
「いやいや、これでけっこう苦労するんですよ。鈴木その子ならぬその男とか呼ばれることもありますし」
「へー、なるほど」
「なんでメモってるんですか」
「気にしちゃ駄目だよ、その男」

泣きたい。
で、できればタマお姉ちゃんのお胸で。(黙りなさい)